【小幅安】今夜も要警戒 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】100.80-101.60 【予想時刻】2014年3月3日 18:00
先週末の米国時間はGDPこそ弱含んだものシカゴPMIやミシガン大消費者信頼感指数の確報値などは良好な結果となり、さらには米国時間序盤から米国債に売りが入ったことから米国債利回りが大きく反発したことからドル円は底堅い推移となりました。しかし、NY終盤にかけてはウクライナ情勢が緊迫化したことから米国債に買いが入り、利回りが低下となりました。
週が明けてもウクライナ情勢は依然として睨みあいが続いていることから米国債の利回りは重い状態が続いています。

ドル円は2月17日のサポートである101.40を割り込み101.25近辺まで押し込まれましたが、下げ止まり、101.35近辺で現在推移しています。

本日もウクライナ情勢に注目が集まります。最悪の軍事衝突というテールリスクに加え、平和的解決によるポジティブリスクも有り得るということにも注意が必要です。
経済指標は米国時間に個人所得、個人支出、ISMの製造業景況指数の発表が予定されています。ISM製造業景況指数はマークイットの製造業PMIは市場予想を改善とポジティブサプライズになったのに対しNY連銀、フィラデルフィア連銀等の製造業景況指数は弱いものとなっていることから、ネガティブ、ポジティブともにサプライズの可能性が高いと思われます。また、内訳の雇用指数にも注目したいところです。市場予想の中心値は前回ネガティブサプライズであったことから若干の改善となっています。

本日は経済指標の結果によっては上値を伸ばすシナリオも想定できますが、ウクライナ情勢の緊迫がやわらぐまでは米国債が買われる展開は続くと考えられドル円の上値は圧迫されると予想します。