東京株式(大引け)=69円高、薄商いも5日ぶり反発

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 4日の東京株式市場は売り先行で始まったが、売り一巡後は下げ渋り、前場後半にプラス圏に浮上。上値も重く、後場いったんマイナス圏に沈む場面もあったが、インデックス主導で買い直された。大引けの日経平均株価は前日比69円高の1万4721円と5日ぶり反発。東証1部の売買高概算は19億3199万株、売買代金概算は1兆7706億8000万円。値上がり銘柄数は1310、対して値下がり銘柄数は377、変わらずは99銘柄だった。全体の73%の銘柄が上昇したものの、実需買いも限定的で、売買代金は今年最低を更新した。
 ウクライナを巡る地政学リスクが引き続き重荷となるなか、きょうの東京市場は、前日の米国株市場が急反落したことからリスク回避の売りが先行した。ただ、前日に先物主導で一時400円近い下げを演じたこともあって押し目買いに底堅さを発揮、午前10時半ごろにプラスに転じた。商い薄のなか後場一瞬安くなる場面もあったが、先物買いを足場に引けにかけて締まった。軍事演習中のロシア部隊に帰還命令が出たと一部海外メディアが伝え、為替相場が午後3時前に急速に円安に傾いたが、引け間際ということもあり、現物株市場への影響は限られた。
 個別では、住友不、菱地所などが高く、ファーストリテも上昇。ティアックが大きく買われ、ニチレキも値を飛ばした。足利HD、新日本理化、星光PMCが物色人気となったほか、イーグル、ピクセラなども急伸した。半面、LIXIL Gが軟調、アドバンテも冴えない。太平洋発が大幅安、CVSベイ、サカイオーベも売られた。伊藤園、日本ガイシも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)