ロシア軍演習終了でリスク回避後退だが

まだ緊張は続く
午後3時過ぎ「ロシアのプーチン大統領は、同国中部と西部で軍事演習を実施した部隊に、演習終了後の基地への帰還を指示した」と報じられたことからリスク回避の動きが後退してユーロ買い、円売りが強まりました。

ただ、あくまでもロシア国内での演習を終了しただけなので、今後のウクライナ、特にクリミア自治共和国内での展開に影響はありませんので、緊張が緩和したと見るのは時期尚早ではないでしょうか。

ロシアとしても、ソチ・パラリンピックの開会を目前に控え、G7諸国からも経済制裁の可能性を示唆される中で、軍事力の行使は簡単には決断できないはずです。しかしながら、ウクライナがEU寄りになってしまい、将来的にNATOに加盟するという流れになることは容認できない、と考えられますので、米ロ間で今後も微妙な駆け引きが行われることと予想できます。

その間、いろいろな報道で一喜一憂してリスク回避が強まったり、弱まったりすると考えられますが、ドル円は当面上値の重い展開が続くのではないでしょうか。