午後:債券サマリー 先物は小幅反落、売り買い交錯で方向感欠く

 4日の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅反落。ウクライナ情勢の緊迫化を受けたリスク回避目的の買いと、高値警戒感を背景とした売りが交錯した。
 後場の先物は145円23銭でスタートし、一時145円17銭まで下落。日経平均株価が前引けにかけて上昇に転じると、債券には徐々に売りが優勢となった。この日は、10年債(第333回、クーポン0.6%)の入札が実施され、最低落札価格は100円00銭(利回り0.600%)、平均落札価格は100円02銭(同0.597%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭と、前回(2月4日)の3銭から縮小。応札倍率は3.52倍となり、前回の3.21倍から拡大した。
 この日の先物3月限は145円25銭で始まり、高値は145円26銭、安値は145円17銭、終値は前日比2銭安の145円22銭。出来高は2兆6415億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.580%、20年債は前日比変わらずの1.420%、30年債は前日比0.005%低下の1.615%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)