米国市場は3市場とも大幅反発へ、一段高はECB次第か?

4日のNY株式市場は大幅反発スタートへ、地政学リスク後退がどこまで上値を伸ばすか注目
時間外取引のCME米国株式指数先物は、昨日とは対照的にダウ先が100ドルを超える大幅高、地政学リスク後退を歓迎する動きが広がっている。
注目イベントが集中している中、今晩は注目度高いイベントや経済指標、企業決算の予定もなく、要人発言が左右する程度だろう。
欧州のウクライナ情勢緊迫化は緩和、寄り付きから買い優勢のスタートは必至だが、ウクライナ問題が終結したわけでもないので、その点だけは心しておくべきだ。
特に何もなければ買い先行からプラス圏推移も、上値を伸ばすかどうかは欧米の金融政策を巡る思惑次第、欧州時間で伝わるニュースにはなお神経を尖らせることになるとみている。
今晩はユーロ圏生産者物価指数、米国ではIBD/TIPP景気楽観指数造業指数が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏で生産者物価指数が発表され、デフレ論議は浮上するかもしれない。
米国では景気楽観指数が発表され、普段はさほど材料視されないが先物指数以上に一段高するなら市場予想上回ることがポイントになるだろう。
明日の米ADP雇用統計や木曜日のECB理事会の結果を睨んだ動きが優勢になることも考えられ、ECB理事会に関する思惑は浮上するとみている。
ウクライナではIMFによる金融支援に向けた話し合いが予定、それらの行方や話題もマーケットの動向を左右すると見ている。
地政学リスクは大きく後退したが終わったわけでなく、今週の本丸はECBと米NFPの結果
16時半にスタートした先物夜間取引は日中比で小幅安、NYで想定される上昇は現時点で織り込んでいるようだ。
ここから上伸するカギは欧州の金融政策、ウクライナ向けの金融支援、米国の経済指標と金融緩和に関する話題が左右することになるだろう。
ECB理事会に関する話題は浮上し始めており、緩和観測も伝わっていて、これらの思惑が伝われば期待先行が強まるかもしれない。
今は地政学リスクがいったん矛を収めた程度、これから通過するイベントや再びロシアに動きが出てくることも念頭に入れておくことが大切だ。
NYダウをはじめとした3市場は上昇で終了となりそうだが、明日の日経平均に貢献する材料はいったん織り込んでいることも念頭に入れておきたい。
ここはどんな有事にも備えるとし、常に軽めのポジションで構えておきたい。