◎欧米外為市場サマリー

 4日のニューヨーク外国為替市場の円相場は1ドル=102円20~21銭と前日に比べ70銭強の円安・ドル高。対ユーロでは、1ユーロ=140円44~48銭と同1円10銭強の円安・ユーロ高だった。 
 ロシアのプーチン大統領が「ウクライナのクリミアで現時点では武力を行使する必要性はない」と記者会見で述べたことから、ロシアとウクライナの軍事衝突はひとまず回避されるとの観測が強まった。ウクライナ情勢の緊張緩和を受けドル買いの動きが強まり、102円台への円安が進んだ。NYダウが大幅高となったことも、ドル買い・円売りをサポートした。この日は目立った経済指標の発表がなかった。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3742~43ドルと同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。ウクライナ情勢の緊張緩和による地政学リスクが後退したが、6日の欧州中央銀行(ECB)理事会では利下げ観測も出るなか、ユーロの上昇は限定的だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)