東京株式(大引け)=176円高、ウクライナ懸念後退で続伸

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 5日の東京株式市場はウクライナ情勢の緊張緩和を受けてリスク回避の動きが弱まり、全般広範囲に買い戻される展開となった。ただ、日経平均株価は1万5000円台目前で売りに押され、後場後半は伸び悩んだ。
 大引けの日経平均株価は前日比176円高の1万4897円と続伸した。東証1部の売買高概算は19億9797万株、売買代金概算は1兆9386億8000万円。値上がり銘柄数は1110、対して値下がり銘柄数は516、変わらずは160銘柄だった。売買代金は前日より膨らんだものの2兆円を割る状況が続いている。
 きょうの東京市場は前日の米国株高などを受けて大幅高でスタート。ウクライナ情勢が緊張緩和の方向をたどり、投資家の不安心理が後退、主力株中心に押し目買いや買い戻しが優勢となった。ただ、日経平均は一時270円を超える上げ幅をみせたものの、1万5000円大台乗せはおあずけとなり、後場後半は徐々に手仕舞い売りがかさみ上げ幅を縮める展開に。週末に米2月の雇用統計発表などを控え、米経済の実勢を見極めたいとの思惑などから伸び悩んだ。大引けは1万4900円を割り込んで着地、きょうの安値で引けた。
 個別では、住友不、三井不など不動産株が買われた。ファーストリテも大幅高。JT、KDDIなども堅調。新日科学、冶金工などが値を飛ばし、くらコーポ、中国塗、DICなども大きく上値を伸ばした。ケネディクス、航空電子なども高い。半面、トヨタ、富士重など自動車の一角が軟調。DMG森精機、ビットアイルが急落。星光PMCも売られた。ゼンショーHD、JINも安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)