【レンジ推移】イベント待ち OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】102.00-102.85 【予想時刻】2014年3月5日 18:00
昨日はウクライナ情勢が好転の兆しを見せたことからリスク地合いが強まり、ドル円は底堅い推移となりました。しかし2月28日の高値であるの102.30近辺がレジスタンスとなって上値を伸ばせない推移が続いています。
ウクライナ情勢に対しての過度なリスク回避に対しての巻き戻しが入ったものの更に上昇するにはやはり米国の経済回復基調が崩れていないというしっかりとした材料が欲しいところです。
本日は米国時間にADP雇用統計、ISM非製造業景況指数という重要指標の発表が予定されています。ADP雇用統計は金曜日の雇用統計の前哨戦となりますが、米国の2月の天候もあまり良いとは言えない状況であることから、悪い結果となる可能性も残しています。
ISM非製造業指数は内訳の雇用も併せてチェックが必要です。これらの結果は雇用統計までの間の期待、不安を形成する材料の一つとなるため、結果、さらには市場の反応もしっかりと確認したいところです。

本日は経済指標に左右されると予想されます。ただし、現状は弱い結果に対しても天候が原因で一時的なものになるのではと市場が考えているためよほどのショッキングなデータとならない限り下への圧力は限定的になると想像できます。
逆に良好な結果となったときは、波に乗り遅れることを恐れた買いが殺到するかもしれませんが102円台中盤も2月に上値の重いゾーンであったことを考えると伸び悩む可能性も高いと思われます。
いずれにせよ、明日にECB理事会、金曜日に米国雇用統計を控えていることを考えると大きな波動を作らない可能性が高いと予想します。

ウクライナ情勢もしばらくは膠着状態で欧米とロシアの牽制合戦がしばらく続き、大きな進展はないと予想されますが、進展があるとインパクトもそれなりにあると考えられますので一応警戒が必要です。