日経平均、続伸だが、安値引け

前場を意識して推移
日経平均の後場は、当初65円ほどの値幅で推移。
TOPIXは、一時前場の安値を割り込んだりしました。トヨタ自動車7203の軟調さが影響したと思われます。TOPIXはこの前場の安値近辺で推移しました。
日経平均のほうも、TOPIXよりは、前場安値を上回るという点ではしぶとさを見せていましたが、けっきょくこれを大引けにかけて割り込んでいくということになりました。
幸い、102.20円前後で横這い推移でした。

なお、前場から上昇率の大きかった不動産大手デベロッパーは、セルサイドの推奨引き上げなどが出たこともあり、後場も強勢。
なにしろ、明日は年初来、勝ちなしの8連敗の木曜日です。
市場関係者の間にも、影響があったとしても不思議ではありません。
今晩、米国市場が反動安になる可能性が高いと思えば、当然明日の東京市場は弱いと考えがちです。
けっきょく日経平均の大引けは、続伸とはなりましたが、安値引けです。
増田足
増田足で、日経平均を見ますと、2月5日のボトムアウトから、けっきょくのところウクライナ問題勃発でも、下値切り上げ型の上昇チャネル(ほぼ同幅で、上限・下限が形成されている)になっています。
ドル円は、これに対して、2月4日の安値と、事実上、中段でのWボトムを形成中。
強いていえば、100.80円(4日)→101.22円(3月3日)と、下値切り上げ型とも見えますが、これは解釈の違いとはいえ、あまり意味がないかもしれません。
なにより、危険な状況だったのは、5日線・25日足・75日足の交点を3日足が、2月26日以降、下回ってしまっていたことです。
本日は、ロウソク足のほうではかろうじて、5日移動平均線・25日移動平均線を上回ったことで、最低限足場は回復したことになります。
目先はこれが、75日移動平均線102.61円を超えることが、なにより期待されるところです。
バフェットの強気
米国ファンダメンタルズ分析の教祖ベンジャミン・グレアム門下生、最後の生き残りであるウォーレン・バフェットは、このところつとに株式相場に強気です。
往年のファンダメンタルズ投資というより、近年シクリカル、ハイテクなどにも手を出しており、どちらかというと超長期の成長株投資的なスタンスが鮮明になってきました。
バフェットは、「この先、米国を待ち受けているのは最良の日々だ。米国が永久に成長するとう前提に立つ。賭けにはほぼ確実に負けないと考えている。海外にも投資しているが、チャンスの鉱脈は米国にある。」と、過去振り返っても、大変な強気な発言をしています。

直近では、ウクライナ情勢の緊迫化について、「そうした地政学リスクは株式投資を回避する理由にはならない。」と述べています。
もともとマクロには、興味のない人物ですから、地政学リスクについても同じなのでしょう。「地政学的リスクは株式投資を回避する理由にはならない。」としています。
3日にはテレビ出演しているようですが、そこでもこうしたスタンスを述べており、有事の際にも、株式のような背遺産的な資産を超長期で保有したほうが良い、と述べています。