外為サマリー:1ドル102円60銭前後の円安、日経平均株価上昇で円売り優勢に

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=102円66~67銭近辺と前日午後5時時点に比べ43銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=140円89~93銭と同49銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は102円60銭前後の円安。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産運用を巡り、厚生労働省の専門委員会は、国内債を中心にした運用は求めない方針を固めたとの報道が伝わった。これを受け、外債投資の積極化や株式中心の運用で株価上昇が見込めるとの見方から日経平均株が上昇。同時に円安が進み一時、102円76銭まで円は売られた。
 市場では、この日の欧州中央銀行(ECB)理事会とあすの米2月雇用統計への関心が高まっている。ECB理事会では利下げの観測も出ており、実際の追加金融緩和が行われた場合、ユーロ安が進むことが予想されている。また、米2月雇用統計では非農業部門雇用者数は15万人程度の増加が予想されており、その結果への市場の反応が関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3724~25ドルと同0.009ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)