本番は明日=外為どっとコム総研 神田卓也

株高・円安で102円台後半へ上昇
東京市場のドル/円は、公的年金の運用に関する方針転換への思惑から株高・円安が進み102.70円台まで上値を伸ばした。
103円乗せには力不足か
ただ本日は、市場の関心が欧州中銀(ECB)の金融政策発表に集まっている事や、明日には米2月雇用統計の発表が控えている事を考慮すると、このままドル/円が103円台を超えて、なお大きく上伸するには本邦の年金改革が手掛かりでは力不足だろう。
欧米市場では利益確定売りに押される場面があるかもしれない。
102円台前半は底堅そう
それでも、明日の雇用統計が冴えない結果でも大雪のせいにすればドル安の反応は限られるとの見方が強い一方、予想より強ければ「ポジティブ・サプライズ」となる可能性が高い事がドル/円の下値を支えると見られ、102円台前半では底堅く推移しそうだ。
本日の注目材料
なお、米国市場では米週次新規失業保険申請件数(22:30)、米1月製造業受注指数(24:00)などの経済指標が発表されるほか、ダドリー・NY連銀総裁(22:30)とプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(27:00)の発言機会が予定されている。