荒れる3月相場!?

<次なるカードはロシアの“逆ギレ”資源攻撃?>
 皆さまこんにちは。マネースクウェア・ジャパンの津田です。本日より当コラムを執筆させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

 さて、クリミア半島を巡るロシア軍のきな臭い“硝煙”の匂いはやや和らいだ感がある中、完全に地政学的リスクが消え去ったわけではないのが現状。その状況下で見え隠れすることは、世界のパワーバランスの変化。かつて米国といえば、その強大な軍事力を背景にした「世界の警察」としての大きな存在感を世界に知らしめてきたわけですが、今回のプーチン露大統領のある意味“向こう見ず”とも取れる行動を許してしまった責任は米国の軍事力、ひいてはオバマ米大統領のプレゼンス低下を垣間見たような気がします。欧米諸国のロシアに対する経済制裁カードのお返しとばかりに今度はロシア側から天然ガス供給のストップという“逆ギレ”カードは、国際商品市場の動向とともに、株式や為替相場にも少なからず影響を与えそうです。
<過去10年間の3月ドル/円相場の傾向は?>
 そんな中、3月という月は年間を通じて一番為替レートが変動しやすい月。ドル/円相場にフォーカスしてみても、過去10年間の3月の一ヶ月間高低差平均は5.49円。(同期間の月別高低差平均は4.58円) またドル/円相場がドル高・円安になる確率は70.0%。過去10年のデータからは、3月のドル/円相場はドル高・円安方向に、しかも他の月に比べても大きく上下変動しやすい傾向があることに留意しながら相場に向き合う必要があると言えます。(了)