あす(7日)の株式相場見通し=米雇用統計前に手控え、チャート面では反発態勢に

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 あす(7日)の東京株式市場は、日本時間7日夜の米2月の雇用統計発表を前に手控えムードが広がりそうだ。
 6日の東京株式市場では、日経平均株価終値が前日比237円高の1万5134円と3日続伸した。終値では2月25日以来、心理的なフシ目とされている1万5000円台を回復した。さらに、その2月25日の取引時間中の高値(1万5094円)を一気に突破してきたことでチャート面では、反発態勢に入ったとの見方も出ている。
 ただ、市場関係者からは「厚生労働省が月内にもまとめる公的年金の財政検証で、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)に国内債券中心の運用を求めない方針との情報が市場に伝えられたのは午前10時ごろで、後場からの株価大幅上昇の買い材料とするには無理があるのでは」との声も聞かれる。市場には、株価指数先物主導の大幅上昇に対する警戒感も根強いようだ。
 日程面では、1月の景気動向指数速報値、2月末の携帯電話契約数、近畿日本鉄道<9041.T>による、日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市)の全面開業に注目したい。海外では、米2月の雇用統計、米1月の貿易収支、ソチ冬季パラリンピック(~16日)が焦点になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)