外為サマリー:約5週ぶりの1ドル103円台、米景気拡大期待とユーロ高で円下落

7日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=102円96~97銭近辺と前日午後5時時点に比べ21銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=142円76~80銭と同1円64銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は1月29日以来、約5週間ぶりに103円台に乗せた。前日発表された米新規失業保険申請件数(前週分)は、32.3万件と市場予想(33.6万件)に比べ雇用情勢の改善を示す内容となった。これを受け、米国の景気回復期待が強まった。また、市場の関心を集めた欧州中央銀行(ECB)理事会では、政策金利は0.25%で据え置かれた。一部で予想されていた利下げがなかったことから、ユーロは大幅に上昇した。このなか円は対ドル、ユーロともに売り優勢となり大幅に下落した。
 円相場は103円台に下落したが、この日は市場の関心を集める米2月雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数が15万人の増加、失業率は6.6%だが、その内容次第で為替相場は再度、大きく動く可能性がある。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3860~61ドルと前日に比べ 0.0126ドルのユーロ安・ドル高。昨年12月末以来のユーロ高水準となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)