<動意株・7日>(大引け)=タダノ、UMNファーマ、都競馬など

 タダノ<6395.T>=買われる。国内では震災復興工事や国土強靭化の政策後押しを受けて建設用クレーンが活況。海外では景気回復が続く米国や経済成長ともに社会インフラが進捗するアジア向けに輸出好調だ。「2010年の建設用クレーンの出荷金額は1400億円強だったが、13年は2500億円強まで拡大している」(業界アナリスト)という。そのなか、建設用クレーンで世界シェア2位の同社に吹く追い風も強い。

 UMNファーマ<4585.T>=急反騰。第一三共<4568.T>が6日引け後、新型インフルエンザの発生時に全国民に接種するワクチンについて、国の計画で4000万人分供給する計画だった子会社の北里第一三共ワクチン(埼玉県北本市)で、2000万人分が今月末までに間に合わないと発表したことを受けて、同社に代替需要の思惑が働いているようだ。

 東京都競馬<9672.T>=物色人気を集める。ここ不動産株の戻り足が急で、物色の矛先が、相対的に出遅れる土地含み資産関連株に波及している。都内に土地を保有する同社株もリターンリバーサルの買いが流入している。株式需給面では、信用買い残が1月末をピークに減少傾向を続け、直近は1162万7000株と1月末比22%減少しており、値幅調整と相まって反騰期待が強まった。

 サニックス<4651.T>=大幅に3日続伸。株価は一時前日に比べ94円高の1250円まで買われた。6日に佐賀県武雄市に太陽光発電システム関連機器の製造のための工場を新設すると発表しており、太陽光発電事業への積極的な取り組みを前向きに評価する買いが集まったようだ。投資金額は8億4500万円。今年8月の操業開始を予定している。

 リプロセル<4978.T>=急反騰。きょう付の日本経済新聞で、京都大学iPS細胞研究所(山中伸弥所長)がiPS細胞を使い、手足などが震える神経の難病であるパーキンソン病を治す臨床研究を16年にも始めると報じられたことを材料視。iPS細胞から育てた神経細胞を移植し、脳の機能を回復させるとしており、iPS細胞を使う移植は今夏にも理化学研究所が目の難病を対象に世界で初めて実施するが、今回は2例目になりそうだという。iPS細胞を活用した治療が広がれば、iPS細胞の研究試薬などを手掛ける同社にもビジネスチャンスの拡大につながるとみられているようだ。

 ブロードバンドタワー<3776.T>=急騰。同社は6日、子会社のルディアが日本カードネットワーク(東京都港区)と次期モバイルカード決済端末の機器売買契約を結んだと発表。これが材料視されているようだ。ルディアは13年12月に、決済端末機器ソリューションで世界最大ショアを誇るフランスのIngenicoと国内での総代理店契約を締結。日本カードネットワークは、次期モバイルカード決済端末としてIngenico製品を採用し、今回の契約に至った。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)