弱ければ悪天候のせい、強いとテイパリング継続・・・・

売り買い一巡後は来週の日本の材料に目が向くか・・・・
 今夜発表の米・2月雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が、14.9万人増と予想され、失業率は6.6%と前月から横ばいの予想となっています。

 先月同様、もし、NFPが予想を下回っても、悪天候の影響と片付けられる為、相場への影響は限定的となりそうです。一方、もし、予想を上回る数字が出ると、ドル円は一時的に急伸する可能性はありますが、今月のFOMCに於いて、テイパリング継続が確定的となるとの思惑につながる為、米国株の上値が重くなる可能性があり、そうなると、ドル円も上値の重い展開へと移行しそうです。

 又、ロシア・ウクライナ情勢に対する警戒感も維持されるはずですから、週末リスクも勘案される事となりそうであり、株等のリスク資産に利食い売りが入り易い状況を考えると、雇用統計の如何に関わらす、ドル円の値幅は限定的となる様に思われます。

 しかし、雇用統計を巡る相場が一巡すると、市場の目は日本に移る事となりそうです。来週は月曜日に日本のGDP・2次速報値と、1月国際収支の発表があり、GDPが弱ければ、円の買い戻し材料となりそうですが、経常収支、貿易収支とも巨額の赤字が予想されており、此方が円の売り材料となりそうです。そして、11日の日銀金融政策決定会合に向けて、追加緩和の思惑が取り沙汰されれば、再び、円売りが強まる事となるかもしれません。