レンジ上抜けのきっかけとなるか米2月雇用統計に注目=外為どっとコム総研 川畑琢也

レンジ上抜けのきっかけとなるか米2月雇用統計に注目
ドル/円の週足チャートを見ると、1カ月以上に渡り一目均衡表の基準線を下値、転換線を上値とするもみ合いが続いた。しかし、昨日は一時103.165円まで上昇したことで、今週の終値が転換線(103.012円)をしっかり突破できるか期待が掛かる。上昇局面入りのきっかけとなるか、本日の米2月雇用統計(22:30)に注目したい。

今週発表された雇用に関係する米経済指標は弱い結果が目立っており、市場では大雪の影響により事前予想(失業率:6.6%、非農業部門雇用者数(NFP):14.9万人増)よりも弱い内容になるのではとの見方が浮上。市場の目線がやや下向きとなっていることから、予想より強い結果となればドル買い優勢の展開となろう。昨日高値を突破できれば、前述の転換線をしっかりと突破したとの見方につながりやすく、大きく値を上げる展開が予想される。

他方、事前に大雪の影響が懸念されている中では、よほどの弱い結果とならない限りドル/円相場の下押しは限られそうだ。