来週の為替相場見通し=日銀会合で荒い値動きも

 来週の東京外国為替市場の円相場は、この日発表の米2月雇用統計や11日の日銀金融政策決定会合の結果次第で荒い値動きとなりそうだ。予想レンジは1ドル=101円80~104円00銭、1ユーロ=139円50~145円00銭。この週は、ウクライナ情勢への懸念が後退し、週末にかけ米国の景気拡大期待が強まったことから約5週ぶりとなる103円台へ円安が進んだ。米2月雇用統計の結果が、市場予想の非農業部門雇用者数である15万人を超えるかどうかで相場レンジは変わりそうだ。特に、悪天候の影響を市場がどう判断するかが注目される。また、11日に発表される日銀会合の結果に対する関心は高い。市場には「消費増税前に追加緩和があるのでは」という声がある一方、「今回は見送り」と見方が交錯している。ETF(上場投信)の買い入れ枠拡大との見方も出ているが、追加緩和があってもなくても発表後は相場が動く可能性がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)