東京株式(寄り付き)=米雇用統計好調も売り優勢

 週明け10日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比76円安の1万5197と反落。7日に発表された2月の米雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の増加幅が17万5000人と市場コンセンサスを上回った。これを受けて米景気動向に対する先行き不透明感が緩和され、米国株市場はNYダウが続伸した。為替市場で1ドル=103円台前半の推移と円安水準でもみ合っていることも主力輸出株などに追い風となっている。ただ、日経平均は前週に4日続伸し、この間に620円あまりの上昇を示しており、目先利食い圧力も強い。中国の2月の貿易統計で輸出が大きく減少していることも懸念要因として意識され、様子見ムードが広がっている。業種別には33業種中、ゴム製品、建設を除き軟調。値下がりで目立つのは石油、非鉄、情報通信、電力ガス、鉱業など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)