<動意株・10日>(前引け)=冶金工、東洋建、フルヤ金属

 日本冶金工業<5480.T>=5日続伸。同社は7日、14年3月期の連結純利益予想の修正を発表、従来予想の1億円から4億円(前期実績は73億6500万円の赤字)に増額しており、これが支援材料として意識される。これは連結子会社のナストーア溶接テクノロジーの株式譲渡に伴うもので特別利益約3億円が発生する見込みとなったため。同社はニッケル精錬からの一貫体制を敷くが、ニッケルを中心とした非鉄金属価格に上昇観測が強まるなかで、収益環境は追い風局面にある。また、株式需給面でも独特の仕手性を擁し、短期筋の買いがここ盛り上がりをみせている。

 東洋建設<1890.T>=大幅上昇。同社は7日、14年3月期通期の連結業績予想と期末配当予想の修正を発表した。売上高は従来予想の1350億円から1450億円(前期比13.3%増)、営業利益は35億円から36億5000万円(同28.3%増)、純利益は13億円から18億円(同62.6%増)に上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。

 フルヤ金属<7826.T>=上げ足加速。「売り物薄のなか継続的な買いが流入、1月17日の戻り高値2450円を上抜けば上昇トレンド移行が鮮明化する」(市場関係者)という見方。原料のプラチナ系金属価格の下落が収益悪化要因となっていたが、昨年12月を底に価格は反転の動きにあることが株価を後押ししているという。白金加工はスマートフォンの出荷増勢による恩恵も大きい。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)