米雇用統計を受け円売りも週明けは円高のスタート

ウクライナ情勢進展なし
金曜日の海外時間には、発表された米雇用統計が予想を上回ったことから円売りが強まりましたが、ウクライナ情勢に対する懸念が強まったことから週明けのオセアニア市場では円買いが強まりました。

欧州時間、露上院議長が「ロシアとウクライナの間で戦争は起こらない」と述べたことなどからユーロ買いが強まって、ストップ・ロスも巻き込んでユーロドルは1.3910台まで、ユーロ円は143.20円台まで上昇しました。この間ドル円は102.90円付近の小幅な値動きが続きました。

NY時間にはいって、発表された米・2月雇用統計で失業率こそ予想よりもやや悪い結果だったものの、非農業部門雇用者数が予想を上回ったことと、12月分、1月分も上方修正されたことから米長期金利が急上昇する中ドル買いと円売りが強まって、ドル円は103.70円台まで、ユーロ円は143.70円台まで上昇し、ユーロドルは1.3850付近まで下落しました。

しかし各国株価と米長期金利がすぐに上げ渋る展開となったことからドル売りが次第に強まる中「米国防省がロシアの大規模防空演習実施の可能性を確認」「ロシア・ガスプロムが、代金不払いならウクライナ向けガス供給停止を警告」と報じられたことからドル円は103.10円台まで反落し、ユーロドルは1.3870台まで上昇しました。

NY時間午後にはいると、週末を控えて、各通貨ペアとも小動きとなりました。

週明けのオセアニア市場では、週末にウクライナ情勢に進展が見られなかったことや、土曜に発表された中国の貿易収支が予想外の赤字に転じたことを受けて円買いが強まって、102円台半ばで取引きが開始されましたが、その語103円台前半まで上昇しています。

今日の海外時間には、加・1月住宅着工件数の発表と、プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁、エバンズ・米シカゴ連銀総裁の講演が予定されています。