午後:債券サマリー 先物は小幅高、6月物への限月交代が迫る

 10日の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅高。中国景気動向などへの懸念が出るなか株式市場は反落する一方、債券の下値には買いが流入し堅調に推移した。
 後場の先物は145円23銭でスタートし、一時145円24銭まで上昇した。この日は、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ4.27倍、5.30倍、3.04倍だった。ウクライナ情勢への不透明感が出ているほか、8日発表の中国の輸出が減少しこの日の上海総合指数が下落するなか、リスク回避からの債券買いの動きが強まった。あすは、日銀金融政策決定会合の結果発表がある。また、先物の中心限月は6月物への交代が迫っている。
 この日の先物3月限は145円03銭で始まり、高値は145円24銭、安値は145円02銭、終値は前週末比4銭高の145円12銭。出来高は1兆4822億円。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の 0.625%、20年債は同0.005%低下の1.450%、30年債は同0.005%上昇の1.675%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)