あす(11日)の為替相場見通し=日銀会合の結果を注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、日銀金融政策決定会合の結果発表を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=102円80~103円80銭、1ユーロ=142円50~144円50銭。この日は、7日の米2月雇用統計が市場予想を上回る内容となりドル買い・円売りが優勢となった前週末の米国市場の流れを引き継いだ。ただ、ウクライナ情勢や中国景気動向への懸念も強く、103円30銭前後では円買い戻しも強まった。あすは、日銀決定会合がある。市場には、「今月の会合では金融政策は従来通り据え置き」と予想する声は少なくない。ただ、2月には「貸し出し増加支援資金」の貸付限度額を2倍とするなどの措置で大幅な円安が進んだこともあり、市場の一部には今月の追加緩和への期待も出ている。金融政策が据え置かれた場合、円ショートのポジションの巻き戻しによる円高・ドル安の動きが起こるかどうかが注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)