外為サマリー:1ドル103円20銭前後でもみ合う、日銀会合の発表控え様子見姿勢も

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=103円25~26銭近辺と前日午後5時時点に比べ15銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=143円23~27銭と同2銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は103円20銭前後のもみ合いで推移。前日のニューヨーク市場では目立った経済指標の発表はなく、方向感に欠ける展開だった。中国の貿易統計が弱い数字となり世界経済への影響が懸念される一方、週末の米2月雇用統計は堅調な内容となり米国のテーパリング(量的緩和の縮小)は、着実に進められるとの観測は強い。今月18日から19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け米経済指標への関心が高まりそうだ。また、この日は日銀金融政策決定会合の発表があり、市場には様子見姿勢が強まっている。金融政策は据え置かれるとの見方が多いものの市場の一部には追加緩和への期待も浮上している。このなか、発表後の為替相場の値動きに市場の関心が集まっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3871~72ドルと前日に比べ 0.0023ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)