矢作建が大幅高で4ケタ回復、耐震工事受注好調

 矢作建設工業<1870.T>が大幅高で3日続伸、2月12日以来約1カ月ぶりに4ケタ大台を回復した。東日本大震災からきょうでちょうど3年、復興を手掛ける建設株の一角が再動意するものが相次ぎ、同社株も仕切り直しの動き。東京五輪決定に沸いた昨年9月を高値とする建設関連株が多いなかで、同社は今年に入り上昇加速、1月に昨年来高値1098円をつけるなど他社とは軌道を異にする動きをみせていたが、2月以降は調整局面にあった。独自工法で耐震工事の実績を積み重ねており、「国土強靭化」の国策支援を背景に喫緊の課題となっている橋梁補修などで実力を発揮しているほか、学校や官公庁施設で受注を獲得している。一方、「東京五輪に照準を合わせ、大手ゼネコンが名古屋地区から経営資源を東京にシフトする動きをみせており、名古屋で選別受注ができる環境にあることも高採算案件の獲得につながる」(中堅証券情報部)という。

矢作建の株価は12時37分現在1006円(△59円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)