東京株式(大引け)=103円高、反発も閑散商いが続く

9319e5a51

 11日の東京株式市場は反発。前日の米国は軟調だったが、円安水準でもみ合う為替動向や総じて底堅いアジア株を横目に、主力株を中心に買いが優勢だった。
 大引けの日経平均株価は前日比103円高の1万5224円と反発。東証1部の売買高概算は18億1390万株、売買代金概算は1兆6853億2000万円。値上がり銘柄数は1144、対して値下がり銘柄数は492、変わらずは154銘柄だった。全体の6割を超える銘柄が上昇したものの、実需の売り買いに乏しく、売買代金は連日で今年最低を更新した。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが小幅反落したものの引けにかけ戻り足となっていたことや、為替が1ドル=103円台前半で円安含みに推移していたことから買いが先行。寄り後も中国株が底堅い動きをみせたほか他のアジア株も総じて堅調で、買い安心感につながった。ただ、昼に日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、「現状維持」が伝わると、後場に入り一部失望売りに上げ幅を縮める場面も。閑散商いのなか売り圧力も限定的で、インデックス売買主導で後場後半に再浮上する展開となった。
 個別では、ソフトバンクが突出した売買代金で上昇、ホンダも高い。NTTも買いを集めた。材料株ではクボテックがストップ高に買われたほか、ラサ工も活況高となった。イトーキ、カーバイド、Vテクノロジーなども値を飛ばしている。一方、ポールHDが大幅安、サニックスも売られた。冶金工、新日科学、ゼリア新薬なども安い。スクエニHDも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)