もみあい継続の可能性=外為どっとコム総研 石川久美子

もみあい継続の可能性
東京市場のドル/円相場は日銀会合への思惑から103.40円台まで一時上昇したものの、目新しい決定がなかったことで103.20円台まで軟化。その後は黒田日銀総裁の会見を待ってもみ合いとなるも、同総裁の会見でも追加緩和に対する前向きな姿勢が見られなかったことで円の買い戻しが優勢となり、103.20円を割り込む様子も見られている。

日銀の追加緩和に対する海外勢の期待があったと事前に言われていた割に、ドル/円は底堅い推移となっている。ただ、反発する様子もまた見せていない。
今夜は直接ドル/円相場に作用しそうな経済イベントもなく、米国勢が日銀会合と黒田総裁発言を材料視することがなければ、ドル/円は動意に乏しい状態が続くだろう。103円台前半で膠着状態になることは十分にあり得る。ウクライナ関連報道など、突発的な動きには注意しながら、様子を見るべきタイミングかもしれない。