本日、転換日通過

日銀の金融政策決定会合
前引け後、日銀の金融政策決定会合の結果が発表されました。
全員一致で現状維持、必要な時点まで量的・質的緩和を継続する、上下双方向のリスクをチェックして、都度必要な調整を行うなど、おおむね想定内の内容です。
一番頭の痛いところは、円安効果で輸出が伸びない点でしょうが、これについては従来の表現を変更して、「輸出がこのところ横ばい圏内の動き」というものにしています。
そのかわり、「持ち直しは明確になってくる」と自信も見せています。
もう一つの、頭の痛い消費者物価の伸び悩みについては、「しばらく1%台で推移」するだろうとしています。
日銀会合への市場の反応
この日銀の会合結果に対する市場の反応は、ネガティブだったといっていいでしょうが、影響は限定的でした。
今夕の黒田日銀総裁の記者会見次第では、大きくプラスに働くことも考えられます。
ただ、個人的には、やや日銀への期待が、先走りすぎているような気がします。先般来述べているように、消費税増大前に、カードを切るということはありえないと思いますので、せいぜい、「必要なら、果断に政策を発動する」といったような発言が、限界でしょうし、市場もそれで満足するべきでしょう。
産業機械受注
1月分の産業機械受注学は、前年同月比1.3%減と4ヶ月連続で前年で下回りました。
化学プラントの大型案件が減ったことで、全体の重荷となったようです。
ただ国内は、ボイラー・原動機を中心に発電向けが大幅に伸びました。製造業向けも食品・化学・製鉄・自動車など全般に回復傾向をしめしました。
残念ながら、外需の落ち込みを補完できなかったということです。
この問題の外需ですが(先述の日銀の話のように、輸出が伸びません)、54.8%減と大きく、4ヶ月連続のマイナスでした。
逆に内需は82.9%と3ヶ月ぶりにプラスに転じています。
指数は14時過ぎに切り返し
日経平均はこれらのイベントを消化し、午後14時5分ごろに本日安値15124円をつけたあとは、切り返しに転じました。
75日移動平均線が頭となって、なかなか突破しないのですが、一方、25日移動平均線も、本日、上向きに転換していますから、あとは、指数が75日線を上回れば、あとはもはやブル局面しか考えられません。
本日は、TOPIXが若干、日経平均よりは鈍いようです。
増田足
日経平均の6色帯は、11日連続の「白」。
ただ3日足は、やはりまだ75日足を上回れず、頭打ち想定です。
ドル円は、あいかわらず日経平均よりはマシで、75日足を上回っており、先読みも上回ったままです。
このドル円が、意外にしっかりしていることが、日経平均が薄商いの中でも、滑落しないで持っている大きなサポート要因でしょう。