11日の米国市場は反発も、フロリダ州補欠選挙の結果は重要

11日のNY株式市場は地政学リスクの低下を好感する展開想定も、上値は重い
時間外取引のCME米国株式指数先物は前日終値をはさんで推移、手掛かり材料に乏しくも、底堅く展開するとみている。
昨晩のNY株式市場は、中国経済への懸念が背景となり反落したものの、下落幅から見て無難に消化された印象が強い。
米Appleは小幅ながら反発に転じ、Googleも上昇、同国の新興企業群の一角は戻りを試す動きが広がっていた。
地政学リスクは完全に消化していないが、先進国への悪影響はドイツDAX市場のみにとどまることとなりそうだ。
今晩は欧州でEU財務相理事会、OECDは1月の主要国景気先行指数を発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、欧州でEU財務相理事会が開催予定となっている。
特に材料視されることもなさそうだが、動くとすれば為替からで、ギリシャやウクライナに関する材料は注目されるかもしれない。
OECDからは主要国の景気先行指数が発表され、特に世界の投資家が注目しているユーロ圏の指数がマーケットにとって材料視されそうだ。
米国では卸売売上高や中小企業楽観指数などが発表されるが、特に材料視されることなく、株価への影響は限定的だろう。
フロリダ13区で補欠選挙の投票日を迎え、中間選挙意識したドル売りの可能性も
16時半にスタートした先物夜間取引は15200円を下回っていて、指数先物は手掛かり材料に乏しく、米国株次第の様相を強めている。
今晩は、米フロリダ州で実施される補欠選挙が中間選挙の前哨戦として意味合いの大きいイベントになるかもしれない。他に何もないだけ思惑を募らせやすい。
予測調査やアンケートでは五分五分の情勢、仮に共和党が勝利すると波乱を呼ぶ可能性もあって、同情勢に関する動向は注視されるだろう。
オバマ大統領の支持率低下、何一つ法案がまとまらない状況だけに、なおさらだ。

今週は市場予想上回った雇用統計の結果を背景に底堅い展開を想定、11日は3市場ともにプラス圏でのフィニッシュとなりそうだが、フロリダ州補欠選挙は思わぬ波紋を呼ぶこともあるだろう。