東京株式(寄り付き)=米株安と円高傾向受けて反落

 12日の東京株式市場は売り優勢のなかスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比220円安の1万5003円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが67ドル安と続落、外国為替市場でも1ドル=102円台に入るなど円高傾向にあり、リスク回避のムードが強くなっている。今週末の株価指数先物・オプション3月物のSQ算出を控えるなか、引き続き先物主導の値動きの荒い展開が想定される。3月期末を前に国内機関投資家の動きも鈍く、実需商いの乏しさがきょうは下落方向に働きそうだ。前日まで開催された日銀の金融政策決定会合の結果は「現状維持」で、想定どおりとはいえ、一部の追加金融緩和を期待していた向きの失望売りも観測された。アベノミクスに対する市場の期待がやや剥落している現状で、手掛かり材料の乏しさが市場エネルギーの低下につながっている面もあり、全体売買代金の動向にも注目が集まる。寄り付き時点で業種別には33業種全面安で、値下がりで目立つのは水産、空運、医薬品、サービス、陸運など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)