東京株式(前引け)=売買低調のなか先物主導で下げ加速 

 12日前引けの日経平均株価は前日比330円安の1万4893円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は9億6916万株、売買代金概算は8741億7000万円。値上がり銘柄数は113、対して値下がり銘柄数は1619、変わらずは56銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場ではNYダウが続落したほか、外国為替市場でも1ドル=102円台に入るなど円高傾向にあり、前日とは打って変わってリスク回避ムードが優勢となった。3月期末接近で機関投資家が実需の買いを入れづらくなっているほか、前日の日銀の金融政策決定会合での「現状維持」は想定通りながら、一部では追加金融緩和への期待が底流していたこともあって、買いを手控える背景となっている。売買代金低調ななかで先物主導の裁定解消売りが下げを助長、値下がり銘柄数は1600を超え、東証1部全体の9割強の銘柄が下落する全面安商状となった。
 個別ではソフトバンクが大幅安、トヨタ、ホンダなどが売られ、ファナックも値を下げた。クボテック、星光PMC、CVSベイなどの材料株も急落、郵船、エプソンなども安い。半面、ヤマトHDが堅調、冶金工も買われている。シンフォニア、渋谷工などが値を飛ばし、GMOPG、IIJなども高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)