ウクライナ懸念燻ぶる中円買い強まる

ユーロは往って来い
昨日の海外時間には、ウクライナ情勢に対する懸念が燻ぶる中、米長期金利が低下し円買いが強まりました。

欧州時間、欧州株が上昇幅を縮めたことからユーロ売りが強まって、コンスタンシオECB副総裁が「市場は3月会合の意図を完全に理解していない。我々は利下げや量的緩和を含む手段を検討している」と述べたことなどから、ユーロドルは1.3830台まで、ユーロ円は142.80円付近まで下落しました。

NY時間にはいって、欧州株が上昇したことからユーロの買戻しが優勢となって、ユーロドルは1.3870台まで、ユーロ円は143.30円付近まで上昇しました。その後特段の材料はありませんでしたが、米長期金利が低下し各国株価も下落する中、全般的に円買いが強まって、ドル円は102.80円台まで、ユーロ円は142.60円台まで下落しました。

東京時間にはいって、円が一段高となる場面もありましたが、米長期金利が下げ止まったこともあってドル円はやや買戻しが優勢となっています。

今日の海外時間には、ユーロ圏・1月鉱工業生産の発表のほか、リンデ・スペイン中銀総裁、ピーター・プラートECB専務理事、ブノワ・クーレECB専務理事、メルシュ・ECB理事の講演が予定されています。

今晩も主要な経済指標発表もなく、引き続きウクライナ情勢に対する懸念が燻ぶる中小動きとなることが予想されます。