東京株式(大引け)=393円安、1万5000円を割り込む

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 12日の東京株式市場は米株安や円高を背景にリスク回避ムードが強まった。日経平均株価は1万5000円大台を割り込み、後場一段安でほぼ安値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比393円安の1万4830円と大幅反落。東証1部の売買高概算は20億2048万株、売買代金概算は1兆9019億7000万円。値上がり銘柄数は79、対して値下がり銘柄数は1667、変わらずは44銘柄だった。売買代金は若干増勢にあるが2兆円割れが続いている。東証1部全体の93%が下げる全面安の様相となった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場ではNYダウが続落、外国為替市場でも1ドル=102円台に入るなど円高傾向にあり、売り優勢でスタート。日経平均は25日移動平均線との上方カイ離が広がっていたこともあって利食い圧力が強まった。その後も見送りムードの強いなか、週末にメジャーSQ算出を控えて引き続き先物主導の値動きの荒い展開となり、ほぼ一方通行で下げ足を速めた。銅の国際価格急落が中国経済への懸念を再燃させ、きょうのアジア株も全面安に売られたことから、主力株中心に見切り売りが相次いでいる。
 個別では、ソフトバンクが大幅安、トヨタ、マツダが売られ、ファナック、ファーストリテも急落。三井住友も安い。星光PMC、クボテックなども大きく値を下げ、CVSベイ、ナイガイ、古河機金も売られた。半面、電子材料が急伸、シンフォニア、大末建なども買われた。イトーキもしっかり。ダイハツ、第一精工、富士ソフトなども値を上げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)