午後:債券サマリー 先物は横ばい、株価急落も様子見姿勢強まる

 12日の債券市場では、先物中心限月6月限は横ばいだった。株式市場は大幅安となり、債券市場は午前中は上昇して推移したが、見送り機運も強く午後に入り値を消した。
 後場の先物は144円81銭でスタートし、一時144円74銭まで下落した。この日は、中国情勢などを懸念して日経平均株価は前日比400円近く急落した。このなか債券先物は前場は9銭高と堅調だったが、午後に入り売り物に押された。年度末が接近しており、市場には手控え気分が強まった様子だ。昨日の黒田日銀総裁の会見で早期の追加利下げ期待が後退したことも、買い手控えの要因に働いた。あすは国内では機械受注の発表があるほか、中国の鉱工業生産や小売売上高が公表され、その内容が関心を集めそうだ。
 この日の先物6月限は144円80銭で始まり、高値は144円85銭、安値は144円74銭、終値は前日比変わらずの144円75銭。出来高は1兆9615億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.625%、20年債は同0.010%上昇の1.465%、30年債は同0.010%上昇の1.690%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)