【レンジ推移】リスク地合いと材料待ち OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】102.60-103.40 【予想時刻】2014年3月12日 18:00
昨日はNY時間まで103.15-103.40の狭いレンジ内での推移が続いたものの、筆者の予想に反し103.40を上抜けることはできず、逆にレンジの下限をブレイクして下落が進む展開となりました。
大きな材料はなかったものの、根強い中国経済不安、ウクライナ情勢への懸念が重く株価は安値を切り下げる動きとなり、ドル円も103円を割り込んでの推移が続いています。
先日の米国雇用統計の結果を受け3月のFOMCでは予定通りQE縮小が継続して行われることが市場では確実視されていることも株式市場の上値を重くしている材料の一つであると考えられます。
本日のアジア時間も日経平均が上値の重い推移を続け、ドル円も伸び悩む推移となりました。欧州時間の株式市場も重いスタートとなっています。

本日アジア時間のサポートである102.80の少し下、上はアジア時間の高値である103.10のレンジ内での推移が続いていることから、どちらに抜けるかに注目したいところです。

明日に中国の鉱工業生産、小売売上、米国の小売売上、さらには先日延期になったフィッシャー氏(FRB副議長)やパウエル氏(FRB理事)、ブレイナード氏(FRB理事)の指名公聴会が開かれることから、様子見モードが強まる可能性が高いと予想されますが、株価の下落スパイラルに巻き込まれると思わぬ下落へとつながる可能性もあるため注意が必要です。