12日の米国市場は反発を想定、銅先物に買い戻しの動き

12日のNY株式市場は、地政学リスクと中国経済に警戒も、商品市況の出直りに期待
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅ながらプラス圏を推移、続落からの反発期待も商品市況の動向が鍵を握りそうだ。
17時現在のNY銅や銀先物は反発に転じ、戻りを試す動きが優勢、昨日同様に銅先に連動すれば、すんなりNY株式市場は反発に転じるだろう。
一部で指摘されていた銅先物市場の動きに株価指数も追随しており、相関性は非常に強く、イコールファンドの動向に連動している。
昨晩の下落で一巡と言うわけでもないが、地政学リスクに新たな動きが出なければ、手掛かり材料に乏しくてもここまでの反動高は期待できそうだ。
今晩は欧州でユーロ圏鉱工業生産、米国では財政収支、原油在庫の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏で鉱工業生産の結果が発表される。
このところ欧州経済に回復の兆しが見られることから、注目度は高く、結果次第では欧州通貨と株価指数に影響を与えそうだ。
PIIGS圏をはじめとした欧州新興国の格付けに見直しの動きが見られる中、市場予想を上回れば、相場全体にリバウンド機運を高めることになるだろう。

しかし、市場予想を下回る結果となれば、新興国経済失速の影響を意識することとなり、見切り売りを加速する可能性もあるので注意が必要だ。
米国では財政収支が発表予定だが、むしろ原油在庫の結果がマーケットに影響を与えると思われ、100ドル前後で踏み止まるか注目されている
昨晩同様に中露情勢への懸念が高まれば、リスクオフ加速することも
16時半にスタートした先物夜間取引は12日日中終値をはさんでの推移、下げすぎの反動よりも警戒する動きが根強く残っている。
昨晩はクリミア自治共和国のウクライナからの独立騒動が株価押し下げの要因、これ以上の悪材料は想像し辛いが、新着ニュースに注意を払っておくべきだ。

また、銅価格と株価指数の連動性が強まっているので、それらの動向も引き続きマークしておくべきと考えている。
商品市況の落ち着き、買い戻しが前提のNY株式市場の反発を想定しているが、GMのリコールが影を落としていることも心して欲しいところ。
今晩下げるようであれば、海外は負のスパイラルが加速する可能性もあるので、その点だけは念頭に入れておくべきだと思っている。
昨晩はIBM、Apple、ツイッターが上昇しているので、他の主力銘柄のリバウンドに期待したい。