より強固になった?下値抵抗帯…

リスク回避優勢も、ストップロス絡まず
※ご注意:予想期間は3月14日と表示されていますが、本日(13日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

ウクライナ(クリミヤ)情勢/中国の景気不透明感への警戒感を背景にした株安は、想定を上回る400円弱まで日経平均を下落させました。これに引っ張られる形でリスク回避の円買いが優勢となると、日足・一目均衡表先行スパンの雲下限(同102.63円)をも割り込み、102.55円まで下値を拡大しました。

しかしながら同水準でのドル買い意欲は強く、大きなストップロスを絡めた下落に発展することはありませんでした。こうして深押しが回避されると前記した雲に再び潜り込み、そのまま昨日の取引を終えています。
“より強固”になった?下値抵抗帯…
このため本日も「日足・一目均衡表先行スパンの雲の“上限(昨日と同じく103.10円)/下限(少し切り下がって102.59円)”のどちらを抜けるか?」が注目と見られますが、昨日の下落で厚みのあるドル買いオーダーは心持ち切り下がった感があります。
このため下方向のポイントがやや切り下がった可能性が否めませんが、一方で日足・一目均衡表の雲下限(102.59円)、昨日安値(102.55円)、同基準線/転換線(共に102.48円)、20日移動平均線(102.41円)と、その分だけ主だった抵抗線が凝縮した感があります。
もちろん、割った場合を想定しておく必要はあるが…
ウクライナ情勢や中国の景気不透明感等の懸念というのは、一足飛びに払拭されるものではありません。このため尾を引きがちであり、特に中国経済指標(鉱工業生産/小売売上高)が予定される本日ではなおさらです。場合によってはさらなるリスク回避につながってもおかしくない環境ですが、それを押さえ込むように展開するのが“より強固になった?”抵抗帯です。

もちろん同抵抗帯を割り込んだ場合に備えたリスク管理は、当然考えておなかければなりません。しかし昨日も記したように、日米金融当局の立ち位置の違いは明らかです。意外と?しぶといという流れを、引き続き、メインシナリオとして想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.421(3/10-11高値)
上値4:103.297(3/7~3/12の61.8%戻し、ピボット2ndサポート)
上値3:103.096(日足・一目均衡表先行スパン上限、3/12高値、3/7~3/12の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:103.011(3/7~3/12の38.2%戻し、大台)
上値1:102.902(50日移動平均線)
前営業日終値:102.757
下値1:102.596(日足・一目均衡表先行スパン下限、3/12安値)
下値2:102.480(日足・一目均衡表基準線/転換線、3/3~3/7の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:102.409(20日移動平均線)
下値4:102.267(3/6安値、ピボット2ndサポート)
下値5:102.183(100日移動平均線、3/3~3/7の61.8%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:39 ドル円 抵抗・支持ライン追加