13日の米国市場は3市場ともに下落、中露リスクが懸念材料

13日のNY株式市場は、中国経済の減速リスクが重しとなり、3市場とも下落を想定している
時間外取引のCME米国株式指数先物は上昇幅を縮小、欧米時間に入り中露の経済・地政学リスクが高まることで、マーケットの足かせ要因となるだろう。
昨晩のNY株式市場は、金融政策への期待とハイテク関連の上昇が下支えとなったが、今晩は上値が一段と重くなる可能性が高い。
本日14時半に発表された中国経済指標の結果は、いずれも市場予想よりも下ブレる結果で、中国経済の急速な鈍化が鮮明となっている。
日本では実需の国債売り、中国では遅れて指標が発表されるなど、マーケットに不安定な動きが広がってきている。
過度な警戒としつつも、既に週末・期末に向けた動きは加速している。この週末の警鐘的な流れになるかもしれない。
今晩は米国で小売売上高、新規失業保険申請件数の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で発表される経済指標の結果は注目度が非常に高い。
特に小売売上高の結果に関しては、市場予想を上回れば、寒波の影響は限定的で米国経済の底堅さが意識されるだろう。
また、新規失業保険申請件数の結果が引き続き改善傾向を示していれば、為替のドル高につながる材料となりそうだ。 しかしながら、経済指標の結果よりも世界経済の鈍化リスクに警戒する動きが広まっており、戻り売りを浴びる可能性もある。
市場予想上回った結果でも、その後の推移を見守ることが大切な局面だ。
引けにかけてリスク回避の動き、金曜日のアジア市場に警戒か?
16時半にスタートした先物夜間取引は、6月物が14600円台を推移しており、リスク回避のヘッジ的な動きが強まっている。
明日はSQに関わらず、弱含みに推移していると言うことは欧米市場への警戒心が意識されている証左でもある。
ドラギ氏による講演はリップサービスにとどまり、米経済指標の結果がポジティブでも一段の緩和解除を意識すれば株価指数押し下げの要因となるだろう。
したがって今晩の欧米株式市場は欧州の続落、米国株は3市場ともに下落すると想定している。14日のアジア市場を控えての動きが強まるかもしれない。