新日科学など軟調、STAP論文撤回の可能性高まる

 タカラバイオ<4974.T>、新日本科学<2395.T>などが安い。理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文について、小保方氏が論文の取り下げに動意していることが明らかになったと伝えられ、これを嫌気する売りが優勢だ。タカラバイオは、目の難病である加齢黄斑変性の臨床では中心的な役割を担い、京都大学iPS細胞研究所に作製に必要なDNAを提供している実績などから再生医療分野の中核銘柄のひとつに挙げられ、STAP細胞での研究開発でも活躍が期待されていた。また、新日本科学は、京都大学iPS細胞研究所とiPS細胞を使ったパーキンソン病治療の実現に向けた共同研究を進めるなどで実績を重ねており、既にSTAP細胞についてもサルの細胞を使って研究を開始したと伝えられていた矢先で、その反動が出ている。

タカラバイオの株価は9時7分現在1653円(▼7円)
新日科学の株価は9時13分現在1081円(▼47円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)