外為サマリー:1ドル101円70銭前後の大幅な円高、ウクライナ・中国情勢に警戒感高まる

 14日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円77~78銭近辺と前日午後5時時点に比べ82銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=141円05~09銭と同2円12銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は101円70銭台の大幅な円高で推移。前日発表の中国経済指標が低調な結果だったほか、ケリー米国務長官が「クリミアで住民投票が行われば、ロシアに対し重大な措置をとる」と発言したことを警戒しリスクオフ姿勢が強まっている。中国とウクライナ情勢の悪化で円ショートのポジションを閉じる動きもあるようだ。特に、16日のクリミア自治共和国の住民投票を控え、その結果と今後の情勢を見極めようとする見方が強まっている。抵抗線とみられた102円50銭ラインを割り込んだことから、一段の円高が警戒されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3861~62ドルと前日に比べ 0.0094ドルのユーロ安・ドル高で推移している。
 

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)