<動意株・14日>(大引け)=フルヤ金属、トランコム、ヒビノなど

 フルヤ金属<7826.T>=逆行高。ここ継続的な買いが観測されていたが、売り物が枯れており足の軽さが光る。スマートフォンの普及加速でルツボが大量に受注を伸ばしている。14年6月期は経常利益が5割強拡大する見通し。「来期も今期に匹敵する伸びが見込まれており、底値圏の株価に注目する向きが増えている」(市場関係者)もようだ。

 トランコム<9058.T>=頑強。同社は中部を地盤に総合物流事業を展開、構造的にドライバー不足が顕著ななかで、中小トラック事業者と取引で強みを発揮、貨物と空車の需給をマッチングする物流情報サービスの単価が改善し収益に寄与している。また、新規案件の開拓も進んでおり、14年3月期は営業利益段階で前期比14.6%増の48億9000万円を予想するが、一段の上振れ濃厚との見方が強い。東海東京センターが同社の株価格付を「2」から「1」(強気)に格上げしており、これが売り物薄のなか浮揚力をもたらせている。

 ヒビノ<2469.T>=反発。コンサートなどの映像・音響設備提供サービスを主力に機器開発製造や高級音響装置の輸入販売へも展開。音響機器販売では、放送局やコンサート音響会社向けで大口案件を多数受注しており、今14年3月期は通期連結営業利益で11億4000万円(前期比50.8%増)と大幅な増益を見込んでいる。3月10日付では岡三証券がレーティングを新規「強気」、目標株価を2000円に設定していることもあり、株価は全般地合い悪でも上昇基調が継続している。

 エンバイオ・ホールディングス<6092.T>=ストップ高。12日に新規上場し、上場2日目の13日に公開価格(580円)の2.3倍に当たる1311円の初値をつけ、その後ストップ高まで買われたが、この日も短期資金の流入でストップ高まで買われた。土壌汚染対策事業などを手掛け、特徴的なビジネスモデルへの注目度が高いことに加えて、全般相場の下落から、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さが注目され、需給主導での上値追いとなっている。

 菊池製作所<3444.T>=逆行高。全般相場が軟調に推移する中で、わかりやすいテーマ株としてロボット関連には短期資金が継続して入っており、株価を押し上げ。12日には第3四半期(5~1月)連結業績を発表しており、営業損益2億3000万円の赤字(前年同期1億2000万円の赤字)と赤字幅が拡大したが、悪材料出尽くし感が強まったうえ、週明け17日にはサイバーダイン<7779.T>の公開価格が決定することから、改めて注目度が高まっているようだ。

 コタ<4923.T>=急反発。13日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、3月20日付で東証2部から東証1部に指定されることになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は美容室向け頭髪用化粧品の専門メーカーで、14年3月期は売上高59億円(前期比6.4%増)、営業利益9億900万円(同4.5%増)を見込んでいる。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)