東京株式(大引け)=488円安、手仕舞い売りで急落

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 14日の東京株式市場は、ウクライナ情勢など地政学的リスクや中国経済の不透明感などが嫌気され、大きく売られる展開。円高も買い手控え要因となった。
 大引けの日経平均株価は前日比488円安の1万4327円と大幅安で3日続落となった。東証1部の売買高概算は32億2565万株、売買代金概算は3兆2403億6000万円。値上がり銘柄数は33、対して値下がり銘柄数は1749、変わらずは10銘柄だった。東証1部全体の約98%の銘柄が下落した。なお、全体の売買代金は株価指数先物・オプション3月物のSQ算出に絡み大幅に膨らんでいる。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが231ドル安と急落したほか、1ドル=101円台半ばまで円が買われたことから、リスク回避ムードが強い展開となった。日経平均は一時500円を超える下げとなった。中国経済の減速懸念やウクライナ情勢を警戒する動きが依然として強い。中国・上海株をはじめアジア株式市場も軒並み安く、手仕舞い売りを助長した。週末であるということに加え、3月期末接近で国内機関投資家に買い向かう動きも乏しかった。
 個別では、トヨタ、ホンダなど自動車株が値を下げ、ファナックも売られた。三菱UFJなど銀行株が安く、アステラス薬、住友不にも売りがかさんだ。イーブックが値下がり率トップ、Vコマース、四国電、山一電機も大幅安。IHI、名村造も下落した。半面、TASAKIが一時ストップ高に買われ、トランコム、ディップも逆行高。栗本鉄、ラウンドワンも物色人気を集めた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)