クリミア情勢を注視=外為どっとコム総研 川畑琢也

クリミア情勢を注視
東京市場でのドル/円は、ウクライナ情勢に対する不透明感を背景としたリスク回避ムードにより、101.50円付近まで値を下げた。

ウクライナでは週末16日にクリミア自治区での住民投票が予定されている。昨日ケリー米財務長官が(投票が実施されれば)17日にEUと共に制裁を強める考えを示しており、本日の米露外相会談が不調となれば、リスク回避ムードが一段と強まってドル/円相場に下押し圧力がかかりそうだ。
今月3日安値(101.200円)を割るようだと、2月4日安値(100.754円)に向けた一段安もあるだろう。

他方、本日の日経平均株価は一時500円超の大幅下落を記録したものの、ドル/円の下押しは朝方の高値から40銭前後に留まった。事態が改善方向に向かえば、昨日からの大幅下落の反動から買い戻される事も考えられる。その場合は昨日陰線実体部の1/2戻し(102.262円)を越えられるかに注目したい。