【小幅下落】100円台再突入も・・・。 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】100.75-102.00 【予想時刻】2014年3月14日 18:00
昨日の米国時間に発表された新規失業保険申請件数は良好な結果となったものの小売売上は前月比こそプラスとなったものの前回分が大きく下方修正されていたことから微妙な結果となりました。それだけの内容ではアジア時間の中国経済指標の悪化を受けたリスク回避の流れ、週末にクリミアの住民投票を控え緊迫感漂うウクライナ情勢からの重い空気を払しょくすることは到底できず、米国債利回りは下落、株価も軟調推移を続け、ドル円も安値を切り下げ101円台中盤まで押し込まれる展開となりました。
アジア時間も日経平均は500円近い下落となり、ドル円も上値の重い推移となり、昨日の米国時間後半から101.50-101.90のレンジ内での推移となっています。

ウクライナ、中国からの根強いリスク回避の波はまだまだ続きそうな嫌な気配が続いています。
本日は週末にクリミアの住民投票を控えていることから更にリスク回避の勢いが強くなることが予想されることから上値は重くなると思われます。その一方で可能性は低いと考えられますが、欧米諸国とロシアが平和的に折り合い、前進の兆しをみせるというようなポジティブサプライズの可能性もゼロではないと考えられます。皆がリスク回避に動いていることから、もしそのようなことになると、インパクトもそれなりに大きくなるかもしれません。