来週の為替相場見通し=ウクライナ情勢の行方注視

 来週の東京外国為替市場の円相場は、ウクライナ情勢や中国など海外情勢に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=101円00~102円50銭、1ユーロ=139円50~142円00銭。この週は13日に発表された中国経済指標が低調だったほか、ウクライナ情勢の先行きに不透明感が強まったことから、101円50銭台への円高が進んだ。来週は16日に予定されているクリミア自治共和国の住民投票とその結果に市場の関心は集中している。ケリー米国務長官は「クリミアで住民投票が行われば、ロシアに対し重大な措置をとる」と発言しており、その展開次第ではリスクオフ姿勢が強まる可能性もある。また、中国の状況も注目されており、上海総合指数などの株価動向にも関心が集まりそうだ。18日から19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では波乱の要素は小さいとみられている。また、19日には国内で2月貿易統計の発表が予定されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)