有事の金 スイスフランの動向は?

個人投資家予想レンジ(ドル円)
101.77円(前日終値)~102.00円(心理的節目)
現在のレートは101.34円です。(21:12)

ついに101円の予想が出ました。
現在値からかなり離れているので、上で捕まってしまった投資家が多そうです。
<今夜の注目経済指標>
21時30分発表
「米・生産者物価指数(コア)前月比/前年比」注目度★★
前回:54.4 予想:54.0 前回10分間の変動幅 -8pips 

22時55分発表
「米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)」注目度★★★★
前回:81.2 予想:82.0 前回10分間の変動幅 +2pips 
個人投資家の予想は
74%が買い(円安)
26%が売り(円高)という結果になっています。

今夜の両経済指標では瞬間的に15銭程度動きますが、マーケットの関心のあるウクライナ情勢に移り反応は限定的となりそうです。
スイスフランが買われない!?
本日の日経平均の下落幅は-488円と目を見張るものがありました。
ロシア軍の軍事演習がウクライナの国境付近で行われているということから、NYダウは-231ドル安。
売られやすいことは分かりますが、200日線を割り込んでしまったことでチャートがさらに悪くなってしまいました。
日経が3%も下げているなか、上海は-0.7%、ドイツは-0.3%と下げ幅は小幅にとどまっています。

こういった状況下では、「有事の金」ということで、先日の銅の大暴落をしり目に金は堅調な値動きです。
元々生産コスト(1,210~1,300ドル)付近で揉みあった後、底打ちし上昇しておりましたが、ついに昨年10月の高値も越えてきました。
このまま上昇すると1,400ドル半ばごろまで上昇しそうです。

有事の際に買われるものは、金、原油、円、それにスイスフランといったところです。

原油は105ドルから下落していましたが、ここ2日間は安値更新とはならず98ドル近辺で横ばい状態。

円に関しては、海外勢が日本と中国の関係を懸念していることから、どちらとも判断がつかない様子。
しかし、本日101.50円で踏ん張っていましたが、割れてしまい再び安値更新となっています。

スイスフランはどうかというと、対円ではドル円が下落していますので、昨夜の117円台後半から現在は116円割れの水準です。

しかしながら、ドルスイスに目を移すと、昨夜の下落時はむしろ売られており、50ポイントほど上昇しています。
年明けから買われてはいますが、どうもこの買われるであろうタイミングに買われていないと腑に落ちないものがあります。
ちなみに本日は17時以降順調に買われており、ドル売り、円買い、スイスフラン買いとなっています。

このスイスフランに限らず、少し前に中国の経済指標が悪化したにもかかわらず株価が上昇したり、昨日のように指標発表が遅れたり、雇用統計の前に急上昇を引き起こしたりと、妙な値動きは多々あります。
原因を突き止めるのはこんなですが、怪しい噂が出てきたときは「分からないものはリスク」として、距離を置いた方が良いでしょう。