大幅下落からの反発も期待されるが・・・

上昇トレンドへの転換には更なる好材料が必要とみられる
今日の日経平均は前日差488.32円安の14,327.66円で引けました。

前日の米国市場では、米国株が大きく下落、為替相場でも101円台まで円高が進行しました。
ウクライナのクリミア自治調和国のロシア編入を問う住民投票の実施について、
米国国務長官がロシアに重大な措置を取ると発言したことを受け、
リスク回避的な動きが進みました。

この流れを受け、日本株市場も大幅な下落となり、
加えて、愛媛県を中心に震度5を記録する大きな地震が発生し、
原発再稼動への懸念から電力株が大きく売られる展開となりました。

16日(日)にはウクライナのクリミア自治共和国で住民投票が予定されており、
実施されればロシア編入が決まる可能性が高まっています。

翌日の日本株市場では、大きく売られた反動から、反発が期待されますが、
引き続きウクライナ情勢を巡る緊張が重石となり、反発は小幅にとどまるとみられます。

当面の相場の先行きについては、引き続き上値の重い展開が続きそうです。
日銀による追加緩和期待という下支え要因が残っていますが、
上記のウクライナを巡る緊張に加え、消費増税が景気を下押しするリスクや、
中国の経済・金融システムへの不安の高まりなどが相場の重石となるとみられ、
一段の上昇には、米国や欧州の景気加速など、更なる好材料が必要になると考えられます。