連鎖的な下落を止めるのはけっきょく米国

悪天候の影響を脱し始めた米国
米国は、木曜日こそイレギュラーなほどの下げになりましたが、これまで懸念材料であった天候不順が終わり、好天になってきているようです。
3月分(4月に発表)経済指標の回復傾向も目立ってくるでしょう。
国内の好需給
実際、このところ米国には新興経済国家から膨大な資金が還流しているのが間違いないようです。
なかなか下がるようで下がらない米国市場というものは、国内の税還付金の好需給とあいまって、海外からも資金流入圧力が強いためです。
この資金流入は、米国株式のみならず、米国債にも、株式以上に多く入っているかもしれません。
海外からの資金流入
先述したように、足元では、悪天候の影響から脱し始めたことから、予想外にマクロ指標がよくなってきています。
普通であれば、長期金利は上昇(国債が売られる)のはずですが、意外にも思った以上に低下しています。
これは、海外からの資金流入が、大きな米国債市場にもかなり流れ込んでいるということを意味するのでしょう。
ある意味、新興経済国家が不穏であればあるほど、米国に資金還流するため、存外米国市場はしっかりする環境にあります。
米国の下げは、一過性か それともトレンドの転換か
今回のような地政学リスク勃発で、ガス抜き的に急落することは多々あることです。
これが、本格的な米国市場の下落サイクルへの転換ということでもなければ、一過性で済むでしょう。
けっきょくのところ、米国市場が一時的調整なのか、本格的なトレンド転換なのか、そこにすべてはかかっています。