ウクライナ懸念は根強いも、ある程度織り込んだ…!?

ウクライナ懸念は根強く、弱めの米経済指標が追い討ち
※ご注意:予想期間は3月18日と表示されていますが、本日(17日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

リスク回避姿勢が大きく進行することはなかったものの、根強いウクライナ問題等を巡る懸念がジリジリと下値を探り続けました。

ロンドンで行われた米ロ外相会談が平行線に終わり、“クリミア住民投票後の対ロ経済制裁は必至”との見方につながったことも後押ししました。さらに弱めとなった米経済指標が追い討ちとなり、101円前半へと続落して先週末の取引を終えました。
クリミア併合がポイントも、ある程度織り込み済…?
そのクリミア住民投票ですが、出口調査の結果は“ロシアへの編入賛成が圧倒的多数”となっています。そもそも米欧は住民投票自体の存在を認めていませんので、今後はロシアとの対立激化への思惑が台頭しやすいといえます。今後のポイントとしては、まずはロシアがクリミアを併合するかどうかが注目ということになります。

ただしこうした状況は、すでに先週末までに確定していた事項です。このため週明けオープニングでもサプライズ的な反応は見られておらず、行き過ぎたリスク回避には応分の調整・反発も期待されるところです。3日安値と面合わせとなった先週末安値(101.203円)割れの有無が、目先の方向性を探る大きな分岐点となってきそうです。
そろそろFOMCへのテーマ移行にも警戒を…
ただしリスク回避姿勢が後退/払拭したわけではありませんので、現時点の材料では上値も重いと考えるのが自然です。大きく値を崩す展開になるとは考えていませんが、大きく値を戻すにはもう少し下値を確認する必要がありそうです。

週央にはFOMC(米連邦公開市場委員会)がありますので徐々にマーケットテーマは移行していくと見られますが、目先はまだウクライナ情勢次第ですので…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.254(100日移動平均線)
上値4:102.179(3/7~3/14の38.2%戻し、ピボット2ndサポート)
上値3:102.000(大台)
上値2:101.875(3/14高値)
上値1:101.753(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:101.356
下値1:101.201(3/3安値、3/14安値)
下値2:101.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:100.752(2/3-5安値、ピボット2ndサポート)
下値4:100.608(11/7~1/2の61.8%押し)
下値5:100.409(ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

10:58 ドル円 抵抗・支持ライン追加