冶金工が反発、信用売り残、買い残ともに足もと大幅増加

 日本冶金工業<5480.T>が反発、ここ再び投機筋の買いが強まっている。特定資金の買いが観測された昨年8月下旬から9月下旬にかけて大相場を形成、その後は高値圏もみ合いを経て、今年2月に信用取引の投げが出て急落。しかし、直近3月7日申し込み現在では信用売り残が前週比600万株弱、買い残が同420万株強と、ともに大きく残高を増加させており、市場の注目度が再燃していることをうかがわせる。ニッケル精錬からの一貫体制を強みとするが、高機能材厚板の生産工程の一部を新日鉄住金ステンレスに委託生産するという事業構造改革などが寄与して、14年3月期は前期の大赤字から脱却する見通し。15年3月期も利益大幅続伸が見込まれ、需給相場の色彩のみにとどまらず業績面からも評価余地がある。

冶金工の株価は10時53分現在336円(△13円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)